こんにちは、悠ですʕ•ᴥ•ʔ
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久しぶりに、秦建日子の「アンフェア」シリーズ読んでました。
雪平&安藤コンビ、大好きなんですよね〜…!♥
ドラマ&映画も全部見てたので。
頭の中で篠原涼子&瑛太が動いてるのが楽しかったです♥
ということで、今回読んだ3冊「愛娘にさよならを」「アンフェアな国」「アンフェアな月」の感想を。
愛娘にさよならを

あらすじは・・・
「ひとごろし、がんばってください」―幼い字の手紙を読み終えると、男は温厚な夫婦を惨殺し、水に沈めた。
残された「ひとごろし、がんばりました」というメッセージ。
二ヶ月前の事件で負傷し、捜査二課を離れ、娘・美央からも引き離された雪平は、娘への思いに揺れながら、再び捜査へ…。
最初に借りたのは「アンフェアな国」だったんですが。
「あれ??もしかして前作の『愛娘にさよならを』読んでないかも??」と思ってわざわざ借りに行ったら、、、5年くらい前に読んでたことを、読み始めてから思い出しました。笑
雨の中、わざわざ借りに行ったのになーw
言い訳をすると。笑
「愛娘にさよならを」の前作の「殺してもいい命」

これが、ずーんと来る、後味の悪い作品で。
重要なあの人が殺されちゃいますし。その動機もその方法も、「そんなことのためにそんなに酷いことを…」って思ったんですよね。
その印象が強すぎて、その後の作品を読んだかどうか覚えてなくて。笑
で、5年ぶりに読んだ「愛娘にさよならを」は、、、この作品のテーマは「怒り」なんじゃないかと。
いろんな人が悲しみを隠すために、そこから這い上がるために怒っているのが、傍から見てて気分が悪かったですね。
怒りって、「正しい/間違ってる」があるからこそでしょうし。
で、死ぬシーンがヴィヴィッドというか、スプラッタというか。。。
動機についてはわからなくはないけど、そこまで残酷にしなくても…と何度思ったことか。
雪平&安藤コンビの連携のうまさ、特に安藤が雪平を理解してアシストしてる関係性が救いでした。
安藤と結婚したほうが親権取れるんじゃない??笑
最後の「なるほど、だから…!」というのはさすが秦建日子ですが、スプラッタや「怒り」が怖くて気持ち悪くて、たぶん読み返さない気がしますねー。また読んだこと忘れない限りは。笑
アンフェアな国

これが現時点でシリーズ最新作なのかな??
あらすじは・・・
外務省職員が犠牲となった轢き逃げ事件。ただちに犯人として危険ドラッグ常習者が逮捕される。しかし、新宿署に異動した雪平のもとに「警察が逮捕したのは全然違う人だ」という目撃者からの電話が…。やがて事件を追う雪平と仲間に悲劇が襲いかかり、真相を暴くため、彼女は海を渡る。
これ、好きですね…!笑
スカッとするところがあったり、最後が「え、なにそれ、続き気になりすぎるんですけど…!」っていう展開だからかと。笑
それと、安藤が素敵すぎて…!♥
ニヤニヤしながら読んでました。笑
読みながら、何度「こういうの、ほしい…!」と思ったことか。笑
いろんな意味で雪平のパートナーをやれるのは、やっぱり安藤だけな気がしますね〜。
アンフェアを読むと、「人に好かれようと自分を作るのって意味ないよね」「だからこそ、“ありのままの自分”に合う人、理解し支えてくれる人が見つかるんだろうな」って思います。
そういえば、どちらも「親子(正しくは「父娘」かな??)」がテーマですね。
あとは、「結婚とは」「パートナーとは」もテーマになっていた気がしました。
何のためにパートナーシップを築くか、そして、何を大切にしていくかは人それぞれなんだな、と。
この前作の「愛娘にさよならを」からそうですが、一匹狼だった雪平が、安藤たち以外とも関わるようになってるのに、ちょっとホッとしました。
あと、平岡の「嫌なこと」に対する考え方がステキだなーと。
彼女、嫌なことがあったら、ハーゲンダッツを食べるって決めてるんだそうで。笑
嫌なことを嫌なままにしておくと、嫌で気分の悪い一日になってしまうけど。
「嫌なことがあった日はハーゲンダッツが食べられる」ってしておくと、「わ!じゃあ、今日はハーゲンダッツを食べられるの?ありがとう、嫌なこと!」みたいな考え方もできるよね、と言っていて。
こういう、何事も前向きに考えようとする人、ステキですよね〜。
私も何か作ろ〜っと♪
あと、雪平の「最後の答え」は、「はい」か「イエス」を期待してます♥

アンフェアな月

あらすじは・・・
生後三ヵ月の赤ん坊が誘拐された。
錯乱状態の母親、具体的な要求をしない奇妙な誘拐犯、翻弄される捜査本部。
そんな中、遺留品が発見された山中から掘り出されたものとは…バツイチ、子持ち、大酒飲み、捜査一課検挙率No.1、そして「無駄に美人」。
ベストセラー『推理小説』に続く、刑事・雪平夏見シリーズ第2弾。
これ、シリーズ第2弾なんですが、あんまり記憶になくて。
「もしかして読んでなかった??」と思って、今更ながら読みました。笑
この作品のテーマは「いい人/悪い人」「善悪」ですかね??
誰が悪いというか、程度の濃淡こそあれ、誰もが悪いというか。
まだ雪平&安藤コンビの日が浅くて、安藤が少しずつ雪平を理解し感化されていってる(笑)のがおもしろかったです。
本を読む前に連続ドラマの最終話を見返したんですが。
安藤の最後の嬉しそうなシーン、好きなんですよね〜。ほんと、よかったね。よくないけど。
小説とドラマの展開は全然違うんですが、作り手の作品やキャラクターへの愛情や敬意を感じて好きなんですよね。
余談ですが、映画「アンフェア the end」に永山絢斗(瑛太の実弟)が出ていて。
安藤(瑛太)が言ってたのと同じセリフを何度も言うので、「うわ、これずるい…!wドラマからのファンにはたまらんなぁw」と思いつつ、当時見てました。笑
それにしても、今見返すとキャストが豪華すぎる…!笑
ドラマだけでも、篠原涼子、瑛太に加えて、香川照之、西島秀俊、寺島進、阿部サダヲ、加藤雅也、濱田マリ、、、瑛太の弟的存在は三浦春馬でしたし。
また動く雪平&安藤が見たいですね〜♥
ドラマ&映画のキャストで「アンフェアな国」だといいな〜♪
気になる方はぜひ♥


